UP DATE : 2003-11-10
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GUITAR NET SCHOOL 


@ < 楽器の歴史 >

(林 信秋のギター製作学校 )





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GUITARの歴史(日本のGUITAR史、世界のGUITAR史 ●民族楽器 ●伝統楽器


● 楽器はどうして出来たのでしょう。

  楽器の歴史については沢山の文献などありますので、言い尽くされたこと、知り尽くされたことなどは避け、学問的に研究をされております学者SIDEではなく、職人サイドから、 出来るだけNETに相応しいありかたを模索しながら、推論を交えてお話させていただきたいと思います。


● 音楽の為の楽器のROOTはなんと武器だったのです。

  人間が自分の身を毛皮でまとっていた時代を想像してみてください。あるとき弓を射るのに、丸太の上に弓の片方を固定し射っていると、妙に弓の糸が響くことに気がつきました。そして、次に、糸の貼り具合で高い音が出たり、低い音が出たりすることにも気がついたのです。考えて見るに、弓という道具は獣を仕留めたり、また隣の部族との戦いの武器でしたが、そんな恐ろしい威力のある道具が、なんと平和な楽器にもなろうとしている頃の情景なのです。そうです。これは弦楽器、つまりGUITAR誕生のROOTなのです。
  冬の寒い時、彼等は一日中どのようにして過ごしていたのでしょう。やることがない時、弓の手入れなどをしていました。そとき丸太の上に固定した弓で音楽のような音を楽しんでいたように思えるのです。それからこれが何処にでも持ち運べないかと考えるようになりました。そこで、先ほどの丸太の共鳴体の代わりに、動物の頭骨を利用したり、あるいは甲羅を使ったり、木の実の殻を用いるようになりました。これは共鳴箱のROOTなのです。そして、その弓には弦が何本か張られ、複雑な音を楽しめる楽器らしい楽器へと進化していくのです。収穫があったうれしい時、やることが無くて退屈な時、周囲の人を亡くし悲しい時、結婚式でおめでたい時など、いろんな場面が想像できますが、そんな時、楽器は使われたのです。

また、丸太や動物の骨などを色々な長さ、太さの棒で叩いて、変わった音を出すことを楽しんでいました。中がえぐれた丸木に毛皮をつるで引っ張り干している時に、乾燥してきた皮を叩いてみると、とても面白い響きのする音が出ました。そうです。打楽器誕生なのです。やがて、それらは祭りなど、色々な行事で使われる打楽器となり、彼らにとって、無くてはならない存在へと発展して行くのです。この打楽器、以後出現する太鼓なども戦場で相手を音響効果で威圧するという意味では武器の一種なのです。

  吹奏楽器のROOTは草笛のようなものでしょうね。やることが沢山ある今と違い、彼等は、何か面白い変わったことはないかと日を送っていたのです。ちょっと新しいことを誰かがすると大喜びをしていた時代です。その新案を踏み台に、また別の人間がそれを超えるものを考案し、色々な楽器が進化、発展していったのです。楽器が武器になり、武器が楽器になるということはとても興味深いことですね。


原始楽器はこのようにして誕生しました。
  続きます、ご期待ください。( 2003-11-10 )


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